夏の香りを残しつつ秋が始まる
サマー2000はメドウラークが制した。いや「制する」より「獲得」の方が正確かもしれない。福島は勝ったが小倉11着で1P、最後の新潟はギリギリの5着で2P獲得。サマーチャンピオンも獲得。夏スプリント・マイル・ジョッキーはこれから始まる中山・阪神で決着が着く。
そして今週は中山AH
AはAutumnのAで文字通り秋。余談だがFallも秋だが違いを調べるとautumnはイギリス英語でどちらかと言えばフォーマルな感じでfallはアメリカ英語でカジュアルとある。
話をもどして、サマーマイルは全3戦。1勝以上12P以上でチャンピオンの資格あり。 中京記念1着グレーターロンドンと関屋記念1着のプリモシーンは今回出走しない。 1着は10pだから現在2P以上取得かつ今回AH1着がチャンピオンの絶対条件。 今回出走の5頭にチャンスありだ。サマーマイルをフル参戦はワントゥワンとウインガニオンの2頭。特にワントゥワンは現在7Pで3位に付けているので、おおいにチャンピオン狙いの参戦と 推測が着く。
ディープ
ワントゥワンの父は言わずと知れた、泣く子も黙る、天下統一、ディープインパクト。 過去4回馬券内にディープ産駒は来ているが勝利はない。年とハンデを添えて。
13年2着ダノンシャーク58K 15年2着エキストラエンド57K 16年3着ダノンプラチナム58K 17年2着ガリバルディ57K
どの馬もマイル重賞の勝ち馬でそれなりのハンデを背負った牡馬だ。それらと比較して ワントゥワンは重賞未勝利で前走よりも斤量が軽くなった53K牝馬なので様子が違う。 ではディープ繋がりでミッキーグローリはどうか。55kで重賞初挑戦。中山1600m【2,1,1,1】鞍上ルメールが重賞1勝の重みがあるかどうか。
タナベ
関屋記念の時キタムラを書いた。今回AHは圧倒的にタナベだ。2012以降毎年騎乗していて2着,3着,1着,1着,4着,1着。人気は順に6人,7人,2人,13人,9人,1人。毎年人気馬に騎乗している訳ではない。そして今年…今のところ騎乗予定馬なし。想定に名前なし。ただし騎手未定もいるわけだから出走するならタナベに依頼する可能性はある。➡出走せず
もういっちょセントウルS
GⅡに格上げされたのが2006年。ただその年は阪神競馬場の改修工事があり中京で開催。だから2007年から現条件で行われている。
休み明けに比べて非休み明けが強いレース。15,16年は休み明けで逃げた馬が1着したがそれ以外は07年から昨年まで非休み明けが9勝2敗。非休み明けのステップとしてアイビスSD好走もしくは北九州記念からの巻き返しが挙げられる。そしてCBC賞との繋がりも深い。また開幕週であり四角3番手以内の馬が有利。
ファインニードルは昨年非休み明けで1着して春はGⅠホースに。そして今年は夏全休で秋初戦がここ。例年では典型的な2着パターン
では勝馬は?ファインニードルより前で競馬ができる馬ではないか アイビス好走馬の直行はなし。アイビス2着のラブカンプーは、前で競馬をして北九記3着。巻き返しに該当する。鞍上デムーロで盤石だ。北九記巻き返しの急先鋒は1人気でやはり前に行って敗れたダイアナへイローではないか。武豊も調子を上げている。
この予想人気ワンツースリー3頭で本当に決まるのか。もう一度考えてみたい。