杯(さかずき)とCupと記念

2020年02月10日

先週のフクナガは6着だが0.2差の接戦には持ち込んだ。やはり詰めが甘いだけなのかもしれない…

それから東京新聞杯は12月か1月に走った馬が強く11月なら前走GⅠ組。今年も1、3着は11月のマイルCSからの巻き返しで2着は12月の準OPからだった。ちなみに前走OP、準OP組もよく来る。フクナガの2人気ヴァンドギャルドは前走11月の準OPでマイナス。1,3人気も前走11月のOPからでマイナス。人気馬はどれも着外に沈んだ。

今週は杯とCupと記念の3重賞

まずは杯の共同通信杯。過去の好走馬がとにかくドえらい。                  2019 1着ダノンキングリー  皐月3着、ダービー2着                     2019 2着Aマーズ      NHKマイル1着、香港マイル1着                 2017 1着スワーヴリチャード ダービー2着                         2016 1着ディーマジェスティ 皐月1着、ダービー3着                     2015 1着リアルスティール  皐月2着、菊花2着                     2015 2着ドゥラメンテ    皐月賞、ダービー2冠                             2014 1着イスラボニータ   皐月1着、ダービー2着                   2012 1着ゴールドシップ   皐月賞、菊花賞2冠                     2012 2着ディープブリランテ 皐月3着、ダービー1着                        2010 2着ダノンシャンティ  NHKマイル1着                      2008 2着タケミカヅチ    皐月2着          などなど      

もっと前にはジャングルポケットやエルコンドルパサーやメジロブライト、タヤスツヨシ、ナリタブライアン、ビワハヤヒデ、アイネスフウジンそしてミスターシービーも。錚々たるメンバーが名を連ねる。とっくにGⅡになっててもおかしくないレースだ。いや、メンバーだけ見てホープフルSと比べるとこちらがGⅠでも良いのではと思ってしまう。

それでもクラシックで勝ち負けできる馬がいない年もある。2018や2013、2011、2009。今年はどちらの年なのか。1人気確実なのはマイラプソディ。前走重賞を圧勝しただけに今回も断トツ1人気だろう。だが今年はこの1人気がネックになる。 

1人気が連敗中    

ここからは同じ3歳戦のクィーンCupも一緒にイメージしたい。2020年のクラシック戦線で重賞1人気は4戦全敗。しかもノーザン系&名手系ジョッキーである。

シンザン記念 ルーツドール  7着川田   父ジャスタウェイ                フェアリーs アヌラーダプラ 6着ルメール 父キンカメ                      京成杯    スカイグルーヴ 2着ルメール 父エピファネイア                   きさらぎ賞  アルジャンナ  3着川田   父ディープ

どの馬も上記の通りノーザンF生産でジョッキーは昨年のリーディング1,2位のルメール、川田。しかしその万全な配置で4連敗。今年、ここまでリーディング上位で20勝以上挙げているのは帰国したマーフィーを除くと3人。そのルメール、川田そして武豊だ。マイラプソディの鞍上は武豊。今年3歳重賞で1人気は初めての騎乗だがルメ・川が揃って不発の中、武豊はどう乗るのか。むむむ。

Cupの予想1人気はルナシオン。父ディープ、ルメール、ノーザン系でもはやお決まりのパターン。だが今年の3歳戦に限っては杯と同じくCupも揺らぐのではないか。穴党としては中身の美酒が零れ落ちる事を期待したい。

唯一の古馬重賞が記念   

京都記念が現行の京都2200mに条件が落ち着いたのは95年からだが、5・6人気と7人気がよく来ている(4・5着の好走含め)

95年5人3着 ムッシュシェルク                              96・97年  1,2,3人気で決着                                98年6人2着 イシノサンデー                                     99年6人4着 グリーンプレゼンス(3着と0.2)                        00年    1,2,3人気で決着                                    01年    11人が1着                                        02年6人3着 テンザンセイザ                                    03年7人2着 イブキガバメント1着は8人3着は13人気で決着                   04年7人3着 タガノマイバッハ                                  04年6人5着 ファストタテヤマ(3着と0.1)                              05年6人2着 トウショウナイト                                                     5年5人3着 ヒシミラクル                                     06年7人3着 マーブルチーフ                                     07年    1,2,3人気で決着11人気が4着                           08年6人5着 トウショウナイト(2、3着と0.0)11人気が3着                      09年    9人気が3着                                  10年6人4着 ホクトスルタン(3着と0.1)1,2,3着で決着                         11年5人2着 メイショウベルーガ                              12年5人1着 トレイルブレイザー                                  13年6人1着 トーセンラー                                 13年5人4着 ビートブラック(3着と0.2)                          14年6人1着 デスペラード                                       14年5人5着 ヒットザターゲット(3着と0.1)                               15年7人4着 レッドデイヴィス(3着と0.2)                         16年6人1着 サトノクラウン 10人気が4着                          17年5人2着 スマートレイアー                               18年    9人気5着0.3                                         19年6人1着 ダンビュライト   

近年は5、6人気が強くて穴の9,10,11人気は掲示板が精一杯な感じだ。相手は1-4人気から2頭選べばいい。大きくは荒れない代わりに狙いは絞りやすい。ここ10年で5or6人気×1-4人気の2頭をチョイスした組み合わせで7回決着している。残り3回は1-4人気の3頭で決まっている。つまり5か6人気のどちらか来るか否かが最初のチェックポイント。1-4人気の2頭チョイスが次のチェックポイントになる。                    





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