オーロラの女王 ステークスとカップを縛るもの
振り返り
中京はリベンジャーズ11だった 昨年のカテドラルと同じ⑪のディヴィーナが2着した やっぱり簡単な話だった。馬券さえ買っていれば…
勝ったのは8人気のセルバーグ。馬名についてJRAのHPには人名よりとある ノルウェー生まれの数学者らしい。せっかくなのでノルウェーについて観光などをネットで調べると トロムソという町ではオーロラが体験できることがわかった
オーロラってもちろん映像や名前は見聞きしたことはある
でもそもそもなんぞや
【オーロラの発生メカニズムとしてその素は太陽で生まれる。太陽は太陽風を不定期に宇宙空間に放出する 物凄い速さで放出された太陽風はわりとすぐに地球へとやって来る 地球には磁場の壁があるため太陽風に乗せられて飛んできた電気をもつ粒子(プラズマ)の正面衝突を防ぐ 地球の上や下に逃げたプラズマは地球のN極とS極に引き寄せられる そこでプラズマと空気の粒が大気圏でぶつかる そのときに光を出す現象がオーロラ】だって
オーロラは他にカナダのイエローナイフなど有名だが日本では見られないのか 過去に北海道などで観測されたことはあるらしい
北海道…といえば札幌。でよやく札幌競馬場の話になる(本当は連敗中の北海道日本ハムファイターズについて話したいがなかなか本題に辿り着かなくなるので今日はこの辺りで)
ステークスとカップがある
今週は札幌でクイーンステークス
そもそもステークスって…
【レースの種類を表す言葉のひとつ。本来の意味は、賞金形態を表す言葉であり、馬主が掛け金(ステーク)を出し合い、それを着順にしたがって分配することを指す。しかし現在、中央競馬で優秀馬に支払われる本賞金はJRAが出しているため、厳密な意味では「ステークス」ではない。馬主が支払った登録料の一部を、本賞金とは別の付加賞として1〜3着の競走馬に支払っており、この点でのみ「ステークス」の制度が残っている。中央競馬で行なわれる特別競走のほとんどは、参加するために馬主が「特別登録料」を支払っており、この特別登録料が付加賞の財源になっている。こうした事情から特別競走のほとんどは「ステークス」であると言える。海外発祥の賞金形態だが、海外でも厳密な意味でのステークス制は少なくなっている】1)だって
カップという名のクイーンが2月の東京にもいる ステークスは夏の札幌3歳以上牝馬でカップは冬の東京3歳限定牝馬
この2つのクイーンの共通点を探ることからイメージを膨らませていきたい 過去10年の結果を見るとステークスではその年のカップの馬番を大事にすべきとわかる
それぞれ左から1着ー2着-3着の馬番
ステークス カップ 共通
2022 1-4-2 13-9ー2 ② 2021 9-6-10 6-9ー2 ⑥、⑨ 2020 1-9ー2 1-9-5 ①、⑨ 2019 13-6-14 9-6-4 ⑥ 2018 9-5-2 6-2-9 ②、⑨ 2017 2-1-4 15-11-6 なし 2016 2-11-1 6-2-3 ② 2015 10-2-6 6-14-11 ⑥ 2014 2-8-6 6-2-14 ②、⑥ 2013 5-6-1 15-4-2 なし
2013と2017年を除く8年で1つもしくは2つの馬番が共通している ややこしい話になるが共通馬番がなかった2013と2017の共通点は何か それはどちらもカップで⑮が1着になっている ⑮が勝つと普段は仲良しの二つのクイーンは仲たがいをしてしまう 15といえば尾崎豊の15の夜「盗んだバイクで走り出す♪行く先もわからぬまま♪」と どちらのクイーンも本当は誰にも縛られたくないから自由になるのかもしれない
すると共通馬番は縛りなのか 今年縛りはあるのかないのか
今年のカップの1着は⑨2着⑦3着③だった ⑮はいない。縛りはある。クイーンは自由にはなれない
だから9、7、2のなかに1つもしくは複数 ステークスでも走る馬番がいるはず
オッズはどうですか
ここ5年は単勝6倍台がクイーンポイントだとわかる
単勝一桁 6倍台
2022 1着6.7 2着21.6 3着6.8倍 4頭 2(6.7,6.8) 2021 5.0 2.4 19.2 3頭 0 2020 43.7 6.6 3.3 4頭 1(6.6) 2019 3.3 8.8 48.6 5頭 2(6.6,6.6) 2018 3.2 6.9 4.5 5頭 1
__________________________________________
2017 3.2 14.7 18.7 3頭 0 2016 20.2 4.2 46.9 5頭 1(6.7) 2015 32.5 2.0 7.0 5頭 1(6.0) 2014 5.2 9.0 4.0 6頭 2(6.2,6.8) 2013 2.7 79.4 3.8 4頭 0
向こう5年は6倍台全滅。ここ5年徐々に勢力を伸ばす6倍台。2021は6倍台がいなかった。2019、2022は6倍台が2頭いた。2019はどちらも遠慮してしまった。だが2022年はどちらも遠慮しなかった
6倍台の時代が来る流れを感じずにはいられないというのは大げさか
参考文献
1)【ホームメイト】ステークス|競馬用語集 (homemate-research-keiba.com